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2017年10月11日 話し合いは冷静に
今回は、法律的なことでも何でもなく、弊所がお客様からお聞きした離婚の際の話し合いに関して、ご紹介をします。
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■話し合いは冷静に
■編集後記
■話し合いは冷静に
<発言がブレブレ>
多くの方は、離婚をする際には、まず、夫婦で話し合いをされると思います。
しかし、「離婚」の話し合いって精神的に大きな負担になるものです。
ですので、多くの方は、発言がブレブレとなります。
ここで、この前は●●と言ったのに!と怒ると、話し合いが長引くようです。
しっかり全体像が決まるまでは、相手方の発言が変わると考えた方が良いようです。
<考え方が変わってくる>
当初は、絶対に離婚しない!絶対に親権は渡さない!と相手方が主張される事は、良くあります。
しかし、「離婚しない!」と言っても配偶者が夫婦として成立しない距離感があることを認識していくにつれて、離婚しても仕方ないと考え方が変わる方がが多いようです。
また、「親権は渡さない!」と言っても実際に離婚後に仕事をしながら子どもを育てる事が出来ないことが分かってくると、親権は渡しても仕方ないと考え方が変わる方が多いようです。
中には、親権と監護権を夫婦で分けることを選択される夫婦もいます。
- 夫は、親権者としての立場を渡さない。
- しかし、子どもは妻に渡すので妻は監護権者とする。
このように親権と監護権を分ける事は、後日、争いが生じる可能性が高いので出来たら避けた方が良いです。
<最後のつめ>
なかなか相手方が離婚に同意してくれなかったのが、やっと離婚に同意してくれたと思うと、つい嬉しくなってしまう方が多いようです。
その感情が表に出ると、相手方に優しく接したり、馴れ馴れしく接する事があるようです。
そうしますと、相手方は、「夫婦円満に戻ったと勘違いする場合」や「こんなに譲歩してやってるのにまだ要求するのかと怒りモードになる場合」があるようです。
そんな事になりますと、話し合いがまた長引いてしまいます。
場合によっては、夫婦で話し合いが出来ず弁護士さんに依頼したり、調停となり、更に離婚までに時間がかかる事になります。
離婚したら他人に戻るという事、縁もゆかりもない他人よりも敵対関係がある他人に戻るであろう事を良く認識した上で、冷静に接することだと思います。
■編集後記
実は、弊所では、離婚したい方であっても夫婦関係が修復できそうな方には、弊所で受任するのではなく、カウンセラーさんを紹介することもあります。
相談に行ったら、離婚しなければならないと思っている方がいましたら、安心してくださいね!
弊所では、初回の相談料は無料ですので、お気軽にご相談ください。
相談は、メール、電話、対面で行えます。
電話と対面は、事前にご予約ください。
対面の場合、出張も可能ですが、遠方の方の場合、交通費や出張費が必要となるかもしれません。
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