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2015年09月16日 離婚できない場合、お墓はどうする?
弊所では、墓じまいに関するお問い合わせが増えてきています。
離婚と墓じまいは、どう関係するのでしょうか?
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■離婚できない場合、お墓はどうする?
■離婚しない場合、お墓はどうする?
弊所へのお問い合わせの多くは、夫と同じお墓に入りたいけど、将来そのお墓を管理してくれる人がいなくて困ってるというものです。
離婚とは関係ない話ですよね。
ところで、最近は離婚すると老後の生活が不安だからと夫婦が我慢しあって一緒に生活をする方が増えてきているそうです。
そのような方は「お墓は一緒に入りたくない!」と思ってるのではないでしょうか?
お墓、どうしますか?
<配偶者が先に亡くなった場合>
- 1.自分の家の墓にいれる
- 「亡くなった以上、過去は流して一緒のお墓に入れてあげよう」
「別にお墓の事は気にしない」
という方は、こちらを選択されますよね。
きっと、多くの方はこちらを選択されるのではないでしょうか?
- 2.自分のお墓には入れない
- 「先祖代々のお墓には絶対入れたくない」
「亡くなっても許せない」
という方は、こちらを選択されますよね。
<自分が先に亡くなった場合>
- 1.何も指定しなかった場合
- 生存する配偶者の意見でお墓が決まる可能性が高いですね。。
- 2.遺言等で指定した場合
- 指定した方法でお墓が決まる可能性が高くなります。
※指定の方法等によって可能性が変わってきますので是非専門家にご相談ください!
死後も自分の意見を配偶者に主張したい場合には、是非この方法です。
どうでしょうか?
「自分が長生きすれば配偶者のお墓は思い通りなのね」と思われるかもしれませんが、どちらが長生きするかは分かりませんよね。
「離婚したいのに我慢してる。せめてお墓は別にして欲しい!」という方は、是非とも遺言書を作成する事をお勧めします。
最後に
この記事では、”お墓”と記述しておりますが、お墓にも色々と種類があります。
また、樹木葬や海洋散骨等をお選び頂く事も可能です。
いずれにしても遺言書等できちんと残しておかなければ、希望が実現する可能性は低いと思います。
遺言書の作成には、大変な費用がかかると思ってる方も多いと思いますが、
自分の最後のお願いを実現するための書類である事を考えればそこまで高いとは言えないと思います。
弊所は、「離婚協議書」も「遺言書」もお見積りは無料で出来ますので、お気軽にご相談くださいね。