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2013年07月31日　離婚関連の統計

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■『国立社会保障・人口問題研究所』

■『国立社会保障・人口問題研究所』

『国立社会保障・人口問題研究所』とは厚生労働省に設置された国立の政策研究機関です。
この研究所は、ネットで様々な統計情報を公開しています。
今回は、国立社会保障・人口問題研究所がインターネットで公開している統計情報の中から離婚に関連した統計情報を抜粋してご紹介します。


１．初婚と再婚の数と初婚割合
結婚された方の中で初婚の方の人数と再婚の方の人数等を示す統計です。

年次	夫初婚	夫再婚	妻初婚	妻再婚	夫初婚割	妻初婚割合
1930	437,094	68,774	465,128	40,524	86.3%	91.8%
1990	625,45	96,685	637,472	84,666	86.6%	88.3%
2010	570,571	129,643	586,712	113,502	81.5%	83.8%

初婚率が下がってる（＝再婚が増えている）事が分かりますね。

※参考資料※
人口統計資料集(2012)
表６−１ 初婚・再婚別婚姻数および婚姻率：1883〜2010年


２．年齢別の初婚数
初婚の方が、何歳で結婚されたのかを表す統計です。

年齢	1930-夫	1930-妻	1990-夫	1990-妻	2010-夫	2010-妻
〜19	9,829	104,844	7,683	22,327	5,354	11,435
20〜24	142,925	257,701	118,866	233,032	66,150	98,522
25〜29	197,496	67,369	274,447	270,575	184,590	212,011
30〜34	55,599	19,202	129,444	48,641	131,091	114,823
35〜39	16,052	7,438	37,101	11,320	64,349	46,289
40〜44	7,128	3,929	10,893	3,814	21,055	10,742
45〜49	3,687	2,345	2,225	1,415	7,114	2,430
50〜54	2,143	1,384	623	579	2,564	726
55〜59	1,219	595	227	346	1,305	302
60〜64	602	215	95	155	617	199
65〜69	248	76	24	43	159	94
70〜	166	30	15	13	58	65

最近はやや晩婚の傾向である事がわかりますが、昔から５０歳を過ぎてから結婚される方も相当数いらっしゃる事もわかりますね。

※参考資料※
人口統計資料集(2012)
表６−３ 性，年齢（５歳階級）別初婚数：1930〜2010年


３．年齢別の再婚数
再婚の方が、何歳で再婚されたのかを表す統計です。

年齢	1930-夫	1930-妻	1990-夫	1990-妻	2010-夫	2010-妻
〜19	65	563	21	130	23	107
20〜24	2,411	5,960	1,706	3,645	1,534	3,183
25〜29	11,873	10,214	8,504	12,795	8,246	12,110
30〜34	14,919	8,106	14,193	14,120	18,707	20,221
35〜39	12,584	5,265	14,896	11,020	23,470	20,855
40〜44	9,692	3,803	13,165	8,597	16,254	11,465
45〜49	6,882	2,845	8,004	5,515	10,499	6,967
50〜54	4,552	1,942	4,946	2,953	6,837	4,367
55〜59	2,744	1,083	3,236	1,414	5,265	3,018
60〜64	1,642	480	1,746	603	4,474	2,196
65〜69	830	181	706	236	2,210	1,089
70〜	580	82	642	125	2,152	862

１９歳未満で再婚される方は、昔から一定数いらっしゃる事が分かります。
また、最近は６０歳以降に再婚される方が増えている事も分かりますね。

※参考資料※
人口統計資料集(2012)
表６−５ 性，年齢（５歳階級）別再婚数：1930〜2010年


４．離婚の総数と協議離婚の割合
離婚の総数の移り変わりとその内訳の統計です。

年次	総数	協議	調停	審判	和解	認諾	判決	協議 離婚 割合
1930	51,259	50,881	…	…	…	…	378	99.3%
1990	157,608	142,623	13,317	44	…	…	1,624	90.5%
2010	251,378	220,166	24,977	84	3,648	30	2,473	87.6%

離婚の総数は増えている事が分かります。
ここでは、抜粋ですので、単純に増えているように感じますが実際には2002年の289,836件をピークに若干件数は下がり気味となっております。
また、協議離婚割合は下がってきていますが依然として高い割合である事もわかりますね。

※参考資料※
人口統計資料集(2012)
表６−２ 種類別離婚数および離婚率：1883〜2010年


５．年齢別の離婚数

年齢	1930-夫	1930-妻	1990-夫	1990-妻	2010-夫	2010-妻
〜19	345	3,341	320	1,312	471	1,422
20〜24	6,018	14,685	7,410	13,554	8,639	14,136
25〜29	13,862	12,806	17,592	23,730	22,573	29,780
30〜34	10,964	8,097	19,332	18,532	32,071	36,315
35〜39	7,176	4,744	18,346	16,219	34,915	36,227
40〜44	4,776	3,105	17,604	14,779	27,296	26,034
45〜49	3,259	2,148	11,312	8,608	20,123	16,902
50〜54	2,146	1,242	6,359	4,238	14,131	9,672
55〜59	1,298	646	3,504	2,094	10,262	5,916
60〜	1,415	445	2,743	1,456	14,089	8,165

熟年離婚が増加している事が分かります。
しかし、最近（2010年以降）では、景気低迷等の影響で熟年離婚が減っているという話もあります。

※参考資料※
人口統計資料集(2012)
表６−７ 性，年齢（５歳階級）別離婚数：1930〜2010年


その他
その他にも以下のような統計情報が公開されています。

・	同居期間別の離婚数
・	離婚時に親権を持つ夫または妻の件数
・	親権を行わなければならない子の数別の離婚件数
・	夫妻の国籍別婚姻数
・	夫妻の国籍別離婚数
・	性別生涯未婚率

等々
詳しく知りたい方は、以下をご参照下さい。
『国立社会保障・人口問題研究所』の結婚・離婚・配偶関係別人口ページ
http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2012.asp?chap=6

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