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■思い立ったが吉日
「思い立ったが吉日」ということわざがありますよね。
何か実行しようと思ったら、すぐに実行に移すのが良いという意味ですよね。
そこで、弊所では、「遺言書を作ろうと思ったら、すぐに実行すること」をお勧めします。
何故なら、すぐに実行しなければ、やらないからです。
ところで、遺言書は、以下の理由からなかなか作らないものではないでしょうか?
- 遺言書は、自分亡き後のことを考えて作るものであること
自分の死を考えるのは、嫌なことなので、自分亡き後のことは考えたくないのでしょうね。
- 自筆証書遺言は面倒であること
手軽に費用をかけずに遺言をつくるなら自筆証書遺言です。しかし、遺言は、書き方の作法があります。一般の方は、その作法の勉強からする必要があります。そうすると面倒だなと思うのでしょうね。
- 遺言公正証書は費用がかかること
手書きが面倒なら、公正証書で遺言を作るという方法もあります。しかし、遺言公正証書の作成には費用がかかります。
〜費用について〜
・公証役場手数料
・戸籍や住民票、評価証明書等の書類の取得代金
・専門家に依頼する場合は、専門家への報酬
そうすると、そこまで費用をかけて作るほどの財産ないと自己判断をしてしまうのでしょうね。
それでは、上記の遺言書を作らない理由に少しだけ反論したいと思います。
あ、反論は、あくまでも私の主観です。
- 遺言書は、自分亡き後のことを考えて作るものであること
生命保険(死亡保険)を契約してませんか?
または、生命保険(死亡保険)の契約を考えたことはありませんか?
生命保険(死亡保険)の契約も自分亡き後のことを考えるものです。
- 自筆証書遺言は面倒であること
費用をかけずにやろうとすれば、なんでも面倒なものです。
いつも外食だと高いからと自炊を考えたりしますよね。
自炊だって面倒ですよね。
もし、自分で頑張って自筆証書遺言を作ろうと思ったら、セミナーに参加されたり、本で勉強したりする必要がありますが、せっかくですので遺言についての知識習得を楽しまれては如何でしょうか?
勉強は、強制されると嫌なものですが、自らの好奇心から行うと楽しいものです。
- 遺言公正証書は費用がかかること
費用対効果を考えることは当然だと思います。
例えば、自動車保険で車両保険に入るか否かは、その車の価値をどう考えるかですよね。
遺言を作らなかった場合にどんな費用がかかるのかを考えてみることをお勧めします。
〜費用について〜
・もし、遺産分割協議が紛糾したら、弁護士費用が必要かも。
・もし、相続人の誰かが行方不明となったら、不在者財産管理人の費用が必要かも。
・もし、相続人の誰かが認知症で判断能力が欠けているなら、後見人への報酬が必要かも。
遺言書を作成していれば、”もしも”の際の費用が不要となるかもしれません。
さぁ、遺言書を作ろうかなと思われましたら、すぐに実行しましょう!!!
■編集後記
相続法の改正で遺言の方式等についての変更がありますね。
今までのことが変わる法改正ですが、好奇心を持ってると楽しく勉強できるものです。
遺言を作ろうと思われた方、お気軽に弊所へご相談ください。
初回の相談料が無料です。
下記リンクよりご相談・お問い合わせが出来ます。