■ | 救急医療情報キット |
■ | 編集後記 |
11月に担当の地域の方が外出先のお風呂でお亡くなりになられたんだけど、その方は一人暮らしだったので、親族の調査などが必要でやっと明日(年末ぎりぎりの日)に火葬して頂ける事になったんです。
「救急医療情報キット」をお渡ししていたのに、利用してくれなかったので、火葬までに時間がかかったんですよ。
これから、このような方が増えていくかもしれませんね。
多くの市町村で活用されているようです。
弊所の所在する日高市でも活用されています。
他の市町村の救急医療情報キットと詳細は異なるかもしれませんが、キットの内容と使い方などを少しご紹介いたします。
~救急医療情報キットの内容~
- 救急医療情報シート
住所、氏名、性別、生年月日、緊急連絡先、かかりつけ医療機関、居宅介護支援事業者の情報などを記入する紙です。- 保管容器
救急医療情報シートなどを入れる容器です。- マグネット
保管容器が冷蔵庫にある事を示すマグネットです。- ステッカー
救急医療情報キットを利用している事を示すステッカー
~救急医療情報キットの使い方~
- 救急医療情報シートへ情報を記入
- 保管容器に以下のモノを入れる
救急医療情報シート、健康保険証のコピー、診察券のコピー、お薬手帳のコピー、顔写真など- 保管容器を冷蔵庫に入れる
- 冷蔵庫にマグネットを貼る
- 玄関の内側にステッカーを貼る
~もしもの時~
救急隊員が玄関の内側のステッカーを確認し、冷蔵庫から保管容器を取り出して情報を確認する事で医療行為が速やかに行われます。
万一、お亡くなりになられた場合には、緊急連絡先へ連絡をする事で死後の事務手続きを速やかに行う事が出来ます。
自分が病気で倒れる事や死に関する事は、考えたくない事ですが、いつどうなるのか分かりません。
特に亡くなった後で長い間、火葬埋葬が出来ない状態になってしまう事は悲しい事だと思います。
せっかくこのような仕組みがあるのでしたら、利用しなきゃ損だと思います。
遺言執行者や死後事務受任者がいる場合には、緊急連絡先にそれらの方の連絡先を記述しておくと良いと思います。
今回、火葬までに日数がかなり必要だった事も民生委員さんからお聞きしました。
これは、死亡届がなければ火葬や埋葬が出来ないからです。
つまり、死亡届の提出までに日数がかかったので火葬が出来なかったのです。
では、何故、死亡届の提出までに日数がかかったのでしょうか?
次回は、死亡届に関する内容の記事を発行いたしますので、続きは次号をお待ちください!
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