何事にも長所と短所があります。
選択肢も複数存在する事が多いものです。
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■決めつけは良くない
「決めつけは良くない」なんて誰でも知っている事ですが、意外と決めつけて行動してしまう場合があります。
~例えばこんな事がありました(ここから)~
- 成年後見制度についてのご相談に来所いただきましたが、よくよくお話をお伺いすると、成年後見制度の利用では対応出来ないお話でしたので別の対応をご提案し実施する事になりました。
- 前妻の子には、うまく話をつけているからこの家は後妻さんと後妻さんの子の物になるからと言い残して亡くなられた後で後妻さんが弊所に相談に来所頂きましたが、かなり困難な遺産分割協議となりました。
- 成年後見制度の利用を勧められ、何も考えずに手続きを某事務所にの依頼した後で不安になり弊所へご相談されましたので、成年後見制度のメリットとデメリットおよび考えられる代案をお話しましたところ、成年後見制度の利用は現時点では見送る事になりました。
- 贈与に関してお相談に来所されましたが、よくよくお話をお聞きすると、その他にも選択肢が沢山あることがわかり、複数の選択肢を提示しましたところ、贈与以外の対応をとる事になりました。
※.その他にも多数ありますが、割愛します。
~例えばこんな事がありました(ここまで)~
弊所へご相談いただいた方で「○○に関して相談したい」と訪れた方のほとんどは、○○ではない対応が必要な方でした。
その為、弊所では、ご相談いただいた際に何がお困りごとの原因なのかを注意深くお聞きしています。
多くの行政書士事務所では弊所のような対応をされていると思いますが、お客様が「○○したい」と言われたら、本当は必要な行為ではないのに○○について対応されている事務所もみかけます。
その為、お客様自身も”きめつけ”をしないように注意されます事をお勧めいたします。
余計なお世話かもしれませんが、下記のような感じで相談されます事を提案いたします。
- 私は、○○をした方が良いと思い相談にきました。
- その理由は、△△や□□だからです。
- ○○以外には、何か方法がありませんか?
- ○○をする場合と○○以外の方法の場合のメリットとデメリットを教えてください。
- ○○または○○以外を対応するにはどうしたら良いですか?
■編集後記
「○○しかない!」と言い切る方が、お客様が信頼する場合もあるようです。
しかし、ちゃんと選択肢とメリット・デメリットを提示してお客様ご自身がどのような対応を取るのかを判断すべきだと思います。
自分でちゃんと考えて判断しなければ、どんな対応を行った場合でも後日絶対に後悔することになると思います。
お困りごとを解決して貰うのではなく、専門家と一緒に解決しようという姿勢で対応される事をお勧めいたします。
お困りごとは早めに弊所へご相談ください。
弊所では、初回のご相談料は無料です!!!
以下のURLから、ご相談(またはご相談の予約)ができます。
●相続・遺言等のご相談
http://www.ivy-g.com/contact.html
●その他のご相談
http://www.ivy-g.com/sogo-contact.html
弊所では、ご相談等のご予約のみ平日限定となっていますが、実際のご相談等は、土日祝日夜間いつでも対応いたしますのでお気軽にご利用ください!