遺言書と聞くと、内容の前に書き方に興味を持つ方が多いようです。
(もちろん書き方は大切です!)
また、内容に関しては、色んな事を気にしすぎていつのまにか自分の意見がどこかに行ってしまい、ほとんど相続人の意見だけとなってしまう方もいるように感じます。
遺言書ってそういうモノなのでしょうか?
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■遺言書の基本の基本
遺言って、とても単純な話で”自分の意思を表明する事”なのです!
つまり遺言書には、自分亡き後に「財産を誰に引き継ぎたいのか」「先祖の供養を誰に任せたいのか」等の自分の意思を書くものです。
ネットや本などには、『書き方によっては無効』『遺留分が…』『争族になるかも…』等々の記載があったりします。
そうすると、そのような事にならないようにするにはどうしたら良いかと考え始めて、最終的には自分の考えからズレてしまう方もいらっしゃいます。
若しくは、難しいからと諦めてしまう方もいらっしゃいます。
遺言書は、自分の最後の意思を表明出来るものですので多くの方が書いてくれると良いなと思います。
せっかくですので、おすすめの遺言書作成手順を提案します。
2. |
整理した財産の引き継ぎ先を考える。
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引き継ぎ先は、相続人に限定しなくて良いです(法人でも良いです) |
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3. |
先祖の供養を引き継ぎたい場合にはお願いしたい人を考えます。 |
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その他引き継ぎたい事があれば、引き継ぎ先を考えます。 |
5. |
引き継ぎ先にそれとなく引き継いでくれるか確認しておきます。
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無理と断られる場合には、別の引き継ぎ先を考えましょう。 |
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6. |
行政書士等の遺言書の専門家へ遺言書作成の相談に行きます。
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自分の意思を実現する為の提案を聞いてください。
… |
公正証書遺言が良いとか遺言執行者を付けましょう等々のアドバイスがあると思います。 |
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あくまでも提案ですので、この手順どおり進めなければならないわけではございません。 |