相続・遺言書は埼玉県日高市のアイビー行政書士事務所にお任せ下さい。あなたの気持ちを残します。

＜メニュー＞
■終活しよう
■編集後記

　終活しよう

○登場人物

・

政洋さん

○政洋さんの状況

・	配偶者は、既に亡くなっている
・	子は３人（誰も同居していない）
・	相続財産となるようなモノは現在居住している家と土地の不動産くらい

ある日、政洋さんは、外出先の百貨店で終活セミナーの看板を目にしました。
そのセミナーは、タイミングの良い事にまさにこれから開催です。
しかも、予約不要で無料！　更にこの後の予定は無し！
参加しない手は無い状況とひとり激しく合点し、参加する事にしました。

とはいえ、無料なので時間潰しくらいに考えての軽い気持ちでの参加です。
　・
　・
　・
セミナー受講
　・
　・
　・
セミナーが終了して、政洋さんは、いたく感銘を受け『自分の死後の事を色々考えなきゃ！！！』と考えました。




早速、終活に着手です！

・・・	お葬式は家族だけで簡素に○○でやって貰おう。
・・・	お墓は、○○にしよう。
・・・	財産は、どうやって子供達に分けようかなぁ。なるべく沢山残してあげたいなぁ。

政洋さん、自分の財産をどうやって子供達にあげようか検討します。

まずは、自分の財産の棚卸しです！

・・・	現預金、、これは、ほとんど残せないなぁ
・・・	不動産！と言っても今住んでいる所（土地と建物）だけだなぁ
・・・	その他、、無いなぁ 不動産は売っても来年改定される相続税の基礎控除ギリギリ （４，８００万円）くらいだなぁ 意外と残せる財産は少ないなぁ そうだとしたら、不動産（土地と建物）を効果的に残してあげなきゃ

次に効果的に不動産を残す方法の検討です！！
○検討その１（子の誰かに住んでもらう）

・・・	誰かこの家に住んでくれるのが、一番うれしいな。
・・・	そうすると住んでくれる子以外にはどうしよう。 そうだ、生命保険に入ってそのお金をあげよう。
・・・	あ、良く考えてみたら、子供達はみんな遠くに家を買ってるし帰って来たいと思ってる子はいなかった。。

○検討その２（相続人が売却して現金化）

・・・	現金化してしまえば、分けやすいので良い方法だな。
・・・	不動産を売ってお金を分けてという内容の遺言書でも書こうかな
・・・	あ、でも、売却に際して必要な費用や控除を考えると損な点もあるかなぁ。 子供達は、居住しないのでマイホームを売ったときの特例（3,000万円の特別控除）が使えないから所得税（譲渡所得）が発生しちゃう。 それから、相続登記の費用が必要。。
・・・	意外と相続が発生してからの不動産売却は、効果的じゃないかも

○検討その３（生きてる間に売却して現金化）

・・・	自分の不動産の価値を考えると売却に際して必要な費用や控除は生前に売却したほうが得だな。
・・・	相続発生前に現金化してれば子供達に手間をかけさせ無いな。

政洋さんは、生きてる間に不動産を売却して現金化しよう！と考えました。
早速不動産屋さんへ行こうとしましたが、既に営業時間は終わってます。
今日の終活はここまでにして明日続きをする事にしました。

翌朝、目覚めた政洋さんは、あれ？この家を売ったら、自分は何処に住めば良いのかなぁと思いました。
子供の所へ住むか？
イヤイヤ、子供に世話にはなりたくない。
じゃあ、、、アパートでも借りるかな。
あ、アパート借りたら家賃を払わなければいけないな。
でも、固定資産税払わなくて良いから平気！
なはず無いな。。
長生きすればするほど売却して得たお金が減ってしまう・・・
うーん、とりあえず、この家に住み続ける事にしようっと。。


政洋さん終活は奥が深いなと思いました。
自分だけで色々と検討してると頭も混乱してくるので近所のアイビー行政書士事務所にでも行って相談しに行こう！と出かける事にしました。

　編集後記

あ、今回の物語は完全に妄想の世界です。
政洋さんは私どもの事務所へご相談に来られていません。来てほしいなぁとは思ってますが政洋さん実在してません。。
相続を考えた時に一見すると得に見えても実際は、あまり得では無い事ってあります。また、特別控除の種類や条件等って中々わかりにくいものです。
終活や相続で、どうしようかなと思ったら、費用はかかりますが専門家に相談し時間を節約しては如何でしょうか？
「個別具体的な税金の相談は税理士さん」「不動産の登記に関する相談は司法書士さん」等、専門に応じてご相談先は異なります。
しかし、アイビー行政書士事務所では、税理士さんや司法書士さんと連携して案件に対応しておりますので、まずは私どもへご相談下さい！